InstagramやX、TikTok、YouTubeなど、SNSを中心に活動するクリエイターが増えています。
作品を投稿したり、活動予定を知らせたり、フォロワーと交流したり・・・SNSだけでも多くのことができるため、
「ホームページも作る意味はある?」
「SNSとホームページには何を載せ分ければいい?」
「どちらか一つに絞ったほうがいい?」
と迷う方もいるのではないでしょうか。
結論から言えば、SNSとホームページはどちらか一方を選ぶものではありません、それぞれ得意な役割が違います。
シンプルに整理すると、
SNSは「日々の活動を発信する場所」。
ホームページは「自分の基本情報を整理して案内する場所」。
と考えると分かりやすくなります。
この記事では、SNSで活動するクリエイター向けに、SNSとホームページの違いや具体的な使い分け方を解説します。
SNSとホームページの一番大きな違いは「役割」
SNSとホームページには、それぞれ向いていることがあります。
例えば、新しく完成したイラストを今日公開したいなら、SNSとの相性はとてもよいでしょう。
その逆に、どんなイラストを描いている人なのか?といった基本情報をまとめるなら、ホームページのほうが整理しやすくなります。
簡単に比較すると、次のような違いがあります。
| 目的 | SNS | ホームページ |
|---|---|---|
| 日々の活動を発信する | ||
| 新しい作品を知らせる | ||
| フォロワーと交流する | ||
| プロフィールを詳しく伝える | ||
| 活動内容を整理する | ||
| 代表的な作品をまとめる | ||
| 複数SNSを案内する | ||
| 問い合わせ方法を案内する | ||
| 常に見てほしい情報を置く |
つまり、SNSにはSNSの得意とする発信内容があり、ホームページにはホームページの得意とする情報がある、ということです。
SNSは「今」を発信するのが得意
SNSの大きな特徴は、日々の情報を手軽に発信できることです。
- 新しい作品を公開する
- 制作中の様子を紹介する
- イベントへの参加を知らせる
- 最近の活動について投稿する
- フォロワーとコメントで交流する
- 新しく始めた企画を知らせる
活動を続けていれば情報も変化するため、こうしたリアルタイム性の高い発信にはSNSが向いています。
また、普段から投稿を見てもらうことで、まだ自分を知らない人との接点が生まれることもあります。
クリエイターにとってSNSは、作品や日々の活動を見てもらうための大切な場所なので、ホームページを作ったからといって、SNSをやめるのは勿体ないですよね。
ホームページは「いつでも見てほしい情報」をまとめるのが得意
ホームぺージがもっとも得意とするのは、常に変わらない情報=基本情報です。
何度も繰り返し説明する必要がある情報をまとめておく
- 名前・活動名
- プロフィール
- 活動内容
- 代表的な作品
- 活動エリア
- 利用しているSNS、ブログなど
- 問い合わせ方法
こういった情報は、各SNSのプロフィールに記載するような内容ですが、文字数や掲載できるURLの数が限られるなど制限が多く、満足のいく情報量を載せることはできません。
そこでホームぺージが役に立ちます!掲載できる情報量も多く、他のSNSやブログなどのリンクまとめとしても使えるので、ホームぺージを持つことでプロフィールをリッチにすることができます。
SNSだけで活動すると情報が分散しやすい
SNSだけでももちろん活動はできますが、活動が広がってくると情報が少しずつ増えていきます。
- Instagramには作品。
- Xにはイベント情報。
- YouTubeには動画。
- noteには詳しい活動内容。
- 問い合わせはInstagramのDM。
こういう方って結構いますよね。
本人はそれぞれを把握していますが、初めて”あなたを知った人”はそうではありません。
Instagramで知ってくれた人が、
「イベント情報はどこに書かれているんだろう?」
「この人について詳しく知りたい」
「仕事をお願いできるのかな?」
と思ったとき、必要な情報を探さなければならなくなります。
そこでホームページを一つ用意しておけば、「詳しい情報はこちら」と一か所へ案内できます。
SNSを減らすためではなく、分散している情報への案内役としてホームページを使うという考え方です。
ホームページだけ、のデメリット
ホームページは様々なことが出来るので、日々の活動から作品紹介、リアルタイム情報の発信、商品の販売など出来ないことはありません。
ですが、自由度が高いからこそ専門知識と技術が必要で、誰でも作れるわけではありません。
また、昨今ではSNSで検索する人が増えている為、クリエイターさんであればSNSで作品などを発信するほうがファンを作りやすいのは間違いありません。
- 専門知識・技術が必要 → SNSはノーコードで活動できるのでカンタン。
- SNSユーザーにアプローチできない → Google検索ユーザーにしかアプローチできない
SNSが発達する前は、すべてをホームぺージで発信する必要がありましたが、今の時代はリアルタイムな情報ならSNSが圧倒的に強いです。
とは言え、SNSの投稿で毎回基本情報についても発信していくのはナンセンス・・・だからこそ、それぞれ役割を分けることが重要なんです。
おすすめは「SNS → ホームページ」の流れ
クリエイターさんで想定されるケースとしては、SNSで興味を持ってもらい、ホームページで詳しく知ってもらう、という流れです。
一般ユーザーとの最初の接点
作品などから興味を持ちプロフィールをチェック
プロフィールからホームぺージのリンクをクリック
あなたがどんな人なのか?どんな活動をしているのか?を知り、興味を深める
ほかにSNSやブログがあることを知り、いくつか見てみる
もちろん、すべての人がホームページまで見てくれるとは限りません。
それでも、もっと知りたいと思ってくれた人のための次の入口を用意しておくことに大きな意味があります。
具体的に何をSNS・ホームページへ載せ分ければいい?
例えば、次のように分けると分かりやすくなります。
明確な決まりがあるわけではないですし、代表作品をInstagramにもホームページにも掲載して構いません。
重要なのは、「この情報をどこに置けば、見る人が分かりやすいか」という視点で考えることです。
SNSに向いているもの
- 新しく作った作品
- 日々の活動
- 制作中の様子
- イベント告知
- 出展・出演情報
- 最新のお知らせ
- 日常的な発信
- フォロワーとのコミュニケーション
変化していく情報
ホームページに向いているもの
- 名前・活動名
- プロフィール
- 活動内容
- 得意分野
- 代表作品
- 活動実績
- 活動エリア
- SNS一覧
- 問い合わせ方法
いつでも見てもらいたい基本情報
SNSごとの役割も分けて考える
複数のSNSを使っている場合は、SNS同士でも役割を分けると整理しやすくなります。
- Instagram / Pinterest / Tumbler
写真やイラストなど、作品を中心に見せる。 - X / Threads
日々の活動やお知らせを発信する。 - TikTok / Youtubeショート
動画で作品や制作過程を見せる。 - YouTube
長めの動画や作品を公開する。
必ずしも複数のSNSを使う必要はありませんが、SNSごとにユーザー層が違う(求められている情報や内容)ので、すべて同じだと効果が出にくいです。
自分の活動内容や、クリエイター活動に支障が出ない範囲で、作りやすいコンテンツに合ったSNSを選べば十分です。
大切なのは、「たくさんのSNSをやること」ではなく、それぞれ何のために使っているのかを決めること。
同様にホームページも、基本情報や各SNSなどのまとめ役のみに絞ることで、
クリエイターならこんな使い分けができる
職種別に考えてみましょう。
イラストレーターの場合
SNS
- 新作イラスト
- 制作過程
- 日々の活動
- イベント告知
ホームページ
- プロフィール
- 得意なイラスト
- 代表作品
- 活動実績
- 仕事依頼について
- SNS
- 問い合わせ
SNSでは作品を継続して見てもらい、ホームページでは「どんなイラストレーターなのか」をまとめます。
フォトグラファーの場合
SNS
- 最近撮影した写真
- 撮影風景
- 日々の活動
- お知らせ
ホームページ
- プロフィール
- 撮影ジャンル
- 代表写真
- 活動エリア
- SNS
- 問い合わせ
写真を見て興味を持ってくれた人が、撮影内容や活動エリアを確認できる流れを作れます。
ハンドメイド作家の場合
SNS
- 新作品
- 制作風景
- イベント出店情報
- 新商品のお知らせ
ホームページ
- 作家プロフィール
- 作品ジャンル
- ブランドについて
- 代表作品
- SNS
- 販売先
- 問い合わせ
SNSで最新作品を発信しつつ、ホームページでは作家やブランド自体について説明できます。
動画クリエイターの場合
SNS
- 新しい動画のお知らせ
- 短い動画
- 制作の裏側
- 日常的な発信
ホームページ
- プロフィール
- 制作ジャンル
- 代表作品
- YouTubeなどへのリンク
- 活動実績
- 問い合わせ
動画そのものはYouTubeなどで見てもらい、ホームページを各コンテンツへの案内ページとして使う方法があります。
SNSプロフィールには何を書けばいい?
ホームページを作ったら、SNSプロフィールから案内できるようにしておきます。
例えばプロフィール文では、「○○を中心に活動しています」と簡潔に紹介し、プロフィールのリンク先から、以下に進めることを記載しておきます。
- 詳しいプロフィール
- 作品
- ほかのSNS
- 問い合わせ先
SNSプロフィールですべてを説明するのは不可能ですし、テキストだけでは世界観も伝わりにくいです。
あくまでもSNSのプロフィールは入口、ホームページは詳しい案内、と役割を分けると情報を整理しやすくなります。
「SNSだけではダメ」ということではない
ここまでホームページとの使い分けを紹介してきましたが、SNSだけで活動することが悪いわけではありません。
SNSだけで必要な情報を十分に案内できている人もいます。
- 活動内容がシンプル
- SNSを一つしか使っていない
- 仕事の依頼を受け付けていない
- 掲載したい基本情報が少ない
という場合は、SNSだけでも十分かもしれません。
ホームページを作るかどうかは、「持っているほうが立派だから」ではなく、
「自分の活動を案内するうえで便利かどうか」
で判断するのがおすすめです。
ホームページを作ったほうが便利になりやすい人
一方、次のような人はホームページとの併用を検討してみてもよいでしょう。
- SNSで継続的に活動している
- 投稿や作品が増えてきた
- 複数のSNSを使っている
- プロフィールだけでは活動内容を説明するのに足らない
- 代表作品をまとめて見せたい
- 仕事やコラボの相談を受けたい
- SNS以外からも案内できるURLが欲しい
- 「詳しくはこちら」と案内できる場所が欲しい
2つ以上当てはまるならホームぺージを持つメリットは十分にあります。
SNSとホームページを両方毎日更新する必要はない
SNSとホームページを両方使うと聞くと、「管理するものが増えて大変そう」と思うかもしれません。
しかし、同じ頻度で更新する必要はないのでご安心ください。
SNSでは普段どおり投稿を続ける必要はありますが、ホームページに載せる基本情報は、毎日変わるものではありませんよね。
- プロフィールが変わった。
- 活動内容が増えた。
- 代表作品を変更した。
- 新しいSNSを始めた。
- 問い合わせ方法が変わった。
このようなタイミングで内容を見直せば十分です。
コンスタントに発信が必要:SNS
基本的には更新不要:ホームぺージ
ホームページを持ったからといって、毎日新しい記事を書かなければならないわけではありません。
PROFYはSNSと一緒に使うためのホームページ
PROFYは、SNSで活動する人のための、スマホ時代のホームページ作成サービスです。
PROFYが目指しているのは、InstagramやXなどのSNSを置き換えることではありません。
普段の活動や新しい作品はSNSで発信する。
対して、PROFYが担当する役割は以下のような内容です。
- プロフィール
- 活動内容の紹介
- 代表作品の紹介
- 活動エリアの紹介
- SNSやブログなどのリンクまとめ
- 公式問い合わせ先
こういった、いつでも見てもらいたい基本情報を整理しておく、そんな使い分けを想定しています。
「SNSで情報発信しているけど、パワーアップさせたい」
という方は、PROFYも選択肢の一つとしてチェックしてみてください。
まとめ
SNSとホームページは、どちらか一方を選ぶ必要はありません。
SNS:日々の発信・最新情報・作品公開・コミュニケーション
ホームページ:プロフィール・活動内容・代表作品・SNS・問い合わせなどの基本情報
SNSで知ってもらい、もっと詳しく知りたい人をホームページへ案内する。
このように組み合わせれば、それぞれの良さを活かせます。
まずは現在使っているSNSを見ながら、「日々発信する情報」と「いつでも見てほしい基本情報」を分けてみてください。
基本情報が複数の投稿やSNSに分散しているのであれば、それを一か所にまとめることから始めてみるとよいですよ。

